１７日に開幕する全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は１２日、男子シングルス予選１回戦が行われ、世界ランク２６３位の綿貫陽介は予選第５シードのＲ・アルボット（モルドバ）に1-6，6-2，6-3のフルセットで敗れ、予選決勝進出とはならなかった。

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３試合に勝利すると本戦に出場できるこの予選。

予選１回戦で世界ランク１６５位のＩ・マルチェンコ（ウクライナ）をフルセットで下していた綿貫はこの日、積極的にネットプレーをするアルボットに苦戦。第１セットは７度のネットプレーをすべてポイントにされ、３度のブレークを許して先行された。

しかし、第２セットでは４本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに７７パーセントの確率でポイントを獲得した綿貫がブレークチャンスを与えることなくセットカウント１－１に追いつく。

迎えたファイナルセット、２度のブレークチャンスを決め切れなかった綿貫は、逆にアルボットに２度のブレークチャンスを決められ万事休す。１時間３９分で力尽きた。

初の全豪オープン本戦入りを狙っていた２３歳の綿貫だったが、今年は予選２回戦で敗れることとなった。

その他の日本勢では、予選第７シードのダニエル太郎が２回戦へ進出。一方、同２０３位の内山靖崇、同２４７位の添田豪は１回戦で姿を消している。

また、本戦には世界ランク９９位の西岡良仁が出場を予定、同４６位の錦織圭は臀部の負傷により欠場する。

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