国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021（スペイン/オーストリア/イタリア共同開催）は２７日、グループＤ第２戦が行われ、オーストラリアがハンガリーを２勝１敗で破って今大会初白星をあげた。

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シングルス２試合とダブルス１試合で争われるこの大会。１８カ国が３カ国ずつ６グループに別れリーグ戦が行われ、各組上位１チームと２位チームの中から成績上位２カ国の計８カ国が準々決勝に進出し、決勝トーナメントを戦う。

第１戦でクロアチアに0-3で敗れているオーストラリアは第１試合、世界ランク７２位のＪ・ミルマン（オーストラリア）が同２８２位のＺ・ピロシュ相手に6-4, 4-6, 3-6と逆転負けを喫した。

それでも第２試合では世界ランク３４位のＡ・デ ミノー（オーストラリア）が同４０位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を7-5, 2-6, 7-6（7-2）のフルセットで破る。

第３試合では、Ａ・ボルト（オーストラリア）/Ｊ・ピアース（オーストラリア）組がＦ・マロツマン（ハンガリー）/ピロシュ組に6-3, 7-6（11-13）, 6-3のフルセットで勝利し、合計２勝１敗での勝利となった。

オーストラリアの監督を務めるＬ・ヒューイット（オーストラリア）は試合後に同一戦を総括し、デビスカップが公式サイトを通じてそれを伝えている。

「今日は選手たちが準備万端で臨んでくれた。どの試合もどちらに転んでもおかしくない、非常にタフな３試合だったが、チーム全員が成し遂げたことを誇りに思う」

また、勝利に貢献したデ ミノーもコメントを残し、「これがデビスカップの試合というものなんだ。自分の国のためにすべてを捧げる。勝っても負けても、すべてを出し切るつもりだった。難しい戦いだったが、素晴らしい試合だった」と振り返った。

この勝利によってオーストラリアはグループＤでの戦績を１勝１敗とし、同グループでの第３戦ではクロアチアとハンガリーが対戦する。



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