女子テニス協会のWTA公式サイトは１７日、元世界ランク１位のＡ・イバノビッチ（セルビア）と同９位のＪ・ゲルゲス（ドイツ）が現在開催中のBGL・BNPパリバ・ルクセンブルク・オープン（ルクセンブルク/ルクセンブルク、室内ハード、WTA250）会場でヤナ・ノボトナ賞を受賞したと発表した。

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ヤナ・ノボトナ賞は２０１７年に発足。１９９６年から開催されている同大会で特別な結果などを残した選手に授賞されている。

２０２０年の受賞者であるイバノビッチは２００７年の同大会においてキャリア５勝目となる優勝を経験。一方、今年の受賞者であるゲルゲスは２０１８年の決勝でＢ・ベンチッチ（スイス）を破りキャリア６勝目をあげた。

イバノビッチは授賞式で「このような賞を手にしたことは、アスリートとして大きな意味がある。常に目標のために戦うことで、正しい道を歩んでいたことを示している」と語った。

同賞の名前となっているヤナ・ノボトナ氏はシングルスで世界２位、ダブルスで世界１位を記録。１９９８年にはウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）を制した。しかし、２０１７年にはがんとの闘病の末４９歳で亡くなった。

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