今年5月に今シーズン限りでの現役引退を発表した男子テニスの錦織圭。その足跡を振り返るファン約3000人を対象としたアンケート調査が、WOWOWの特設サイトで行われた。長年の活躍に対する世間のイメージと、トップ選手としての本人の自己認識との間に興味深い差異が浮かび上がっている。
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調査では、技術面の武器や印象的な試合など複数の項目が提示された。ファンが「最大の武器」として最も多く挙げたのは、ジャンプショットの代名詞「エア・ケイ」。一方、錦織本人は「バックハンドのダウン・ザ・ライン」と予測しており、ファンの回答結果に驚きを見せる一幕もあった。
選手像を一言で表す問いでも、ファンの1位が「天才肌」であったのに対し、本人は自らを「感覚派」と位置づけ。「努力家」という自由回答に対しても、コート外の姿が見えにくいことによるギャップと分析した。
ライバル関係をめぐる意識の違いも顕著だ。ファンが圧倒的に多く挙げたのはN・ジョコビッチ(セルビア)だが、本人は「ライバルというより天敵」と表現。自身ではM・ラオニッチ(カナダ)との対戦を想定していたという。
印象的な試合や功績では、2014年の全米オープン準決勝や世界ランキング4位到達など、“BIG4”時代に打ち立てた金字塔に高い支持が集まった。一方で本人は、満身創痍(そうい)の中でつかみとったジャパン・オープンの優勝など、独自のこだわりを明かしている。
ファンの記憶に残る名場面と、当事者のリアルな感覚。両者のコントラストが際立つ結果となった。なお、アンケートの具体的な順位や数字、関連コンテンツの詳細については、WOWOWの特設サイトに掲載されている。
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