テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間28日(現地27日)、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク65位の
J・フォンセカ(ブラジル)が第30シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を6-4, 6-2, 6-2のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、同大会で初白星を飾った。
>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<>>日比野 菜緒、サバレンカら 全仏OP組合せ<<18歳のフォンセカが同大会に出場するのは初。
そのフォンセカは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選3試合を勝ち抜き四大大会本戦初出場を果たし、本戦1回戦では第9シードの
A・ルブレフをストレートで破る大金星を挙げ、2回戦では当時世界ランク55位の
L・ソネゴ(イタリア)に破れたものの、鮮烈な四大大会デビューを飾った。
28歳で世界ランク28位のフルカチュと初の顔合わせとなった1回戦、フォンセカは9本のサービスエースを決め1度もブレークを許すことなくキープを重ねる。さらに、フォンセカは36本のウィナーを決めストローク戦を支配し、27度ネットに出るなど積極的なプレーでフルカチュにプレッシャーをかけ続け、リターンゲームでは5度のブレークに成功。マッチポイントを迎えると最後はフルカチュのリターンがネットにかかり、1時間40分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフォンセカのコメントが掲載されている。
「今日はすごく良いプレーができた。リターンとサーブに集中していた。素晴らしいサーブがたくさん来るのは分かっていたから、最初のリターンやその後のショットをしっかり入れること、できるだけ攻撃的にプレーすることに集中した。チャンスを見つけてネットに出たり、攻撃を仕掛けたりすることを意識した」
勝利したフォンセカは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク147位の
PH・エルベール(フランス)と対戦する。エルベールは1回戦で同60位の
B・ボンズィ(フランス)を下しての勝ち上がり。
[PR] グランドスラム全部見られるのはWOWOWだけ!
全仏オープンテニス 5/25(日)~6/8(日)連日生中継!■WOWOWオンデマンドはこちら>
【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証
■関連ニュース
・錦織 圭 全仏OP早期敗退の場合出場へ・シナーとアルカラス、世界1位と2位に・大坂 なおみ 世界49位で日本勢トップに■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング