錦織圭初戦の相手ティエンとは？

（左から）錦織圭とティエン

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン（スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250）は１９日、世界ランク６２位の錦織圭と同６７位のＬ・ティエン（アメリカ）のシングルス１回戦がセンターコートの第２試合に組まれた。同コートの第１試合は日本時間１８時３０分（現地１１時３０分）に開始予定。

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両者は初の顔合わせ。

１９歳のティエンは今季注目を集めている若手選手の１人。左利きで身長は１８０cm。得意なショットはバックハンドで、ハードコートを好きなサーフェスに挙げている。

ジュニア時代には２０２３年に全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）と全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）のジュニア部門男子シングルスで準優勝を果たしている。また、同年の全豪オープンのジュニア部門男子ダブルスでは優勝を飾った。

昨年１２月には２０歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ（サウジアラビア/ジッダ、ハード）で準優勝を遂げている。

そして今季、１月の全豪オープンで当時世界ランク５位のＤ・メドベージェフらを破りベスト１６入り。２月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）では同２位のＡ・ズベレフ（ドイツ）らを下し８強入りした。

クレーコートシーズンに入ってからはツアー大会で３度初戦敗退。チャレンジャー大会でも１度の初戦敗退を喫していたが、前週まで行われたBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）１回戦でＲ・オペルカ（アメリカ）を下し、ツアーレベルでのクレーコートの試合でキャリア初白星を挙げた。２回戦では第１９シードのＴ・マハツ（チェコ）に敗れている。

ゴーネット・ジュネーブ・オープンには初出場となる。

一方、３５歳の錦織が同大会に出場するのは８年ぶり２度目。初出場となった２０１７年は４強入りしている。

この試合の勝者は２回戦で、第４シードのＫ・ハチャノフと対戦する。今大会は上位４シードが１回戦免除のため、ハチャノフはこの試合が初戦となる。