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ズベレフ 逆転負けで4強ならず

ズベレフ
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画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は25日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)は第6シードのL・ムセッティ(イタリア)に6-2, 6-7 (5-7), 4-6の逆転で敗れ準々決勝敗退となり、ベスト4進出とはならなかった。

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27歳で世界ランク3位のズベレフが同大会の本戦に出場するのは2年連続4度目。2021年には優勝を飾っている。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク347位のJ・シュベルツラー(オーストリア)、2回戦で同48位のM・ギロン(アメリカ)を下し準々決勝に駒を進めた。

対する世界ランク17位のムセッティは、1回戦で世界ランク49位のL・ソネゴ(イタリア)を下すと、2回戦は同52位のG・モンフィス(フランス)の棄権により準々決勝に進んだ。

両者は今回が3度目の対戦で、1勝1敗でこの試合を迎えた。

第1セット、ズベレフは第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第7ゲームでもブレークし先行する。

しかし第2セット、終盤で5度のブレークポイントをものにできなかったズベレフは勝負を決め切れず、このセットはタイブレークまでもつれると、最後はサイドライン上ギリギリのショットを決めたムセッティがこのセットを取り、セットカウント1-1となる。

迎えたファイナルセット、ズベレフは序盤で2度のブレークを許すと追いつくことができず、2時間37分で逆転負けを喫した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにムセッティのコメントを掲載している。

「計画通りのスタートはできなかった。フォアハンドとバックハンドのバリエーションで適切なバランスを見つけるのに苦労した。それでも僕は踏みとどまり、第2セットで彼が追い上げてきても、5-5の場面で多くのブレークポイントをセーブした。僕にとって間違いなく大きな意味を持つ試合になった」

勝利したムセッティは準決勝で第7シードのJ・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは準々決勝で世界ランク27位のT・マハーチを下しての勝ち上がり。


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