パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は日本時間2日(現地1日)、テニスの男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで破り、史上初となるオリンピック4度目のベスト4進出を果たした。
>>ジョコビッチvsチチパス 1ポイント速報<<>>アルカラスvsポール 1ポイント速報<<>>【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー<<両者は過去13度顔を合わせており、対戦成績はジョコビッチから11勝2敗。直近ではジョコビッチが10連勝中となっている。最後の対戦は昨年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で、この時はジョコビッチが6-3, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)で勝利した。
なお両者は今大会と同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でも2020年の準決勝と2021年の決勝の2度対戦しており、いずれもジョコビッチが勝利している。
37歳で世界ランク2位のジョコビッチがオリンピックに出場するのは5大会連続5度目。最高成績は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙っている。
今大会は1回戦で
M・エブデン(オーストラリア)、2回戦で元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)、3回戦で世界ランク70位の
D・ケプファー(ドイツ)を下し8強入りした。
一方、25歳で世界ランク11位のチチパスは今大会、1回戦で同88位の
Z・ベルグス(ベルギー)、2回戦で同58位の
D・エヴァンス(イギリス)、3回戦で第12シードの
S・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
この試合の勝者は準決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と第11シードの
L・ムセッティ(イタリア)の勝者と対戦する。
4強入りを果たし、メダル確定まであと1勝に迫るのはどちらの選手か。注目が集まる。
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