女子テニスのCymbiotika サンディエゴ オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)は3日にシングルス決勝が行われ、世界ランク49位の
K・ボールター(イギリス)が第6シードの
M・コスチュク(ウクライナ)を5-7, 6-2, 6-2の逆転で破りWTA500初優勝を飾るとともに、ツアー2勝目を挙げた。また、2日に行われた男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)ではボーイフレンドの
A・デ ミノー(オーストラリア)がタイトルを獲得しており、カップルで同週に500グレードの大会を制覇した。
>>【動画】カップルで同週V!熱い抱擁で喜びを分かち合うデミノーとボールター<<27歳のボールターは今大会、1回戦で同36位の
L・ツレンコ(ウクライナ)、2回戦で第2シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、準々決勝で第7シード
D・ヴェキッチ(クロアチア)、準決勝で第3シードの
E・ナヴァッロ(アメリカ)を撃破し決勝戦に進出した。
コスチュクとの顔合わせとなった決勝戦、第1セットを落としたボールターだったが、第2セット以降はファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得しコスチュクのブレークを1度に抑えると、自身はリターンゲームで5度のブレークを奪い、2時間13分で逆転勝利を収めタイトルを獲得した。
同一戦にはボールターのボーイフレンドであるデ ミノーも応援に駆け付けた。デ ミノーは2日にメキシコで行われたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCの決勝で
C・ルード(ノルウェー)を6-4,6-4のストレートで下し大会2連覇を達成。
アカプルコの2日22時45分ごろに決勝戦を終えたデ ミノーは翌朝6時の飛行機で恋人の大一番に駆け付けた。
カップルで同週に500グレードの大会制覇を成し遂げた2人は試合後に抱き合い喜びを分かち合った。
そして表彰式でボールターはデ ミノーに「昨夜試合を終えたボーイフレンドに、ささやかな感謝の気持ちを伝えたい。彼は今朝4時15分のタクシーに乗り、6時のフライトで今日ここに来た。本当にありがとう」と感謝を述べた。
この優勝により、ボールターは3月4日付の世界ランキングで27位となりキャリアハイを更新した。
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