男子テニスのモビスター・チリ・オープン(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATP250)は28日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
A・フィス(フランス)が世界ランク73位の
T・セイボスワイルド(ブラジル)を6-3, 6-3のストレートで破り、マッチ3連敗を阻止し初戦突破を果たすとともに今季3度目のベスト8進出を決めた。
>>ルーネ、チチパスらアカプルコ組合せ<<19歳で世界ランク44位のフィスは今季、開幕戦となった中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)で8強入りすると続くASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)では4強に駒を進めた。
好調のまま全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を迎えるも2回戦で敗れると、その後はIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)、リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)と2週連続で初戦敗退となった。
今大会、上位4シードは1回戦免除のためこの日が初戦となったフィスはファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度のブレークを許すもリターンゲームでは4度のブレークに成功し1時間16分で勝利した。
勝利したフィスは準々決勝で世界ランク101位の
P・マルティネス(スペイン)と対戦する。マルティネスは2回戦で第6シードの
F・ディアズ=アコスタ(アルゼンチン)を7-6 (7-4), 6-7 (5-7), 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
N・ジャリー(チリ)と予選を勝ち上がった世界ランク140位の
C・ムーテ(フランス)が8強に駒を進めた。
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