女子テニスのASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)は7日にシングルス決勝が行われ、第1シードの
C・ガウフ(アメリカ)が第2シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-7 (4-7), 6-3, 6-3の逆転で下し、大会連覇を達成するとともに、ツアー通算7度目の優勝を飾った。ガウフは試合後、決勝戦はベストなプレーができなかったものの「満足している」と語った。
>>ルバキナ、大坂 なおみ、サバレンカらブリスベン国際の組合せ・結果<<19歳で世界ランク3位のガウフが同大会に出場するのは2年連続3度目。昨年は決勝で
R・マサロヴァ(スペイン)を下しトロフィーを掲げた。
今大会に第1シードとして出場したガウフは、1回戦から全試合ストレート勝ちで決勝戦に駒を進めた。
第2シードのスイトリナとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、ガウフは第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎え、40-15と2本のセットポイントを握ったが、スイトリナにこれをしのがれブレークバックを許すと、タイブレークの末にこのセットを落とす。
第2セット、後がなくなったガウフだったが第1ゲームでブレークに成功すると、その後さらに2度のブレークを奪い1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ガウフはファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得しスイトリナにブレークを与えず、リターンゲームでは第8ゲームでブレークに成功。このリードを守り切り、2時間33分で大会連覇を成し遂げた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに試合後のガウフのコメントを掲載した。
「このような結果を予想していたかどうかはわからないけれど、今日のプレーには本当に満足しているわ」
「レベル的には今日の試合は間違いなく今週のベストマッチでもベストレベルでもなかったと思うけど、ベストなプレーができていないときに勝つと、より満足感が増すわ」
昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王が14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に弾みをつけた。
一方、敗れたスイトリナはツアー18度目のタイトル獲得とはならなかった。
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