男子プロテニス協会のATPは21日、世界ランク8位の
H・ルーネ(デンマーク)がコーチを務める元世界ランク1位の
Bo・ベッカー(ドイツ)との契約を2024年まで延長したことを発表した。
>>綿貫 陽介、清水 悠太ら横浜慶應CH組合せ<<20歳のルーネは今季、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)と5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で準優勝、4月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)で優勝するなどシーズン序盤は好調を維持。
しかし、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準々決勝で敗れると、その後は背中の怪我に苦しみ全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む公式戦7大会で1勝7敗と苦しんだ。
それでも元世界ランク1位で四大大会6勝を含む49個のタイトル獲得したベッカーがコーチに就任すると初戦のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)で4強入り。続くロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)ではベスト8に駒を進めた。
そして引退後、世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)のコーチを務めた経験があるベッカーを迎えたルーネは最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場。
S・チチパス(ギリシャ)の棄権により思わぬ形で白星を挙げ、2023年シーズンを世界ランク8位で終えた。
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