テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)が予選から出場した世界ランク128位の
D・ストリッカー(スイス)を7-6 (7-2), 6-4, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。また、この結果アメリカ勢男子は計3名が8強入りを決め、2005年以来となる躍進となった。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<25歳で世界ランク9位のフリッツは過去全米オープンで3回戦進出が最高成績となっていたが、今年はトップ10選手、そしてアメリカ勢トップランクとして出場。1回戦は205位の
S・ジョンソン(アメリカ)、2回戦では同74位のJ・ヴァリジャス、3回戦では同206位の
J・メンシク(チェコ)(チェコ)をいずれもストレートで下す好調ぶりを維持している。
4回戦、2回戦で第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)を破るなど勢いに乗る21歳のストリッカーに対し、17本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度ストリッカーにブレークを許したものの、自身はそれを上回る3度のブレークに成功し、2時間13分で勝利した。
また、同日には第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と世界ランク47位の
B・シェルトン(アメリカ)が8強入り。全米オープンにおいてアメリカ勢男子が3人ベスト8に進出するのは、2005年の
J・ブレイク(アメリカ)、
A・アガシ(アメリカ)、
R・ジネプリ(アメリカ)以来18年ぶりとなった。
当時はアガシが準々決勝でブレイクを、準決勝でジネプリを下し決勝に駒を進めたものの、最後は
R・フェデラー(スイス)に屈しタイトルを逃している。
今年はティアフォーとシェルトンが準々決勝で対戦。フリッツは第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と顔を合わせる。フリッツとジョコビッチの勝者とティアフォーとシェルトンの勝者が準決勝で対戦する組み合わせとなった。
アメリカ勢男子としては2003年の
A・ロディック(アメリカ)以来となる優勝となるか、悲願のタイトル獲得に向けた3選手の挑戦が行われる。
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