テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)が第32シードの
E・メルテンス(ベルギー)を3-6, 6-3, 6-0の逆転で破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。この試合には歌手のジャスティン・ビーバーら著名人が観戦しており、ガウフは会見で「本当に光栄」と明かした。
>>【動画】全米OP観戦に訪れたジャスティン・ビーバー<<>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<世界ランク6位で19歳のガウフが全米オープンに出場するのは5年連続5度目。昨年大会では最高成績となるベスト8進出を決めている。今大会では1回戦で世界ランク121位の
L・シゲムンド(ドイツ)、同63位の
M・アンドレーワを下し3回戦に駒を進めた。
この日の第1セット、第6ゲームで2度のブレークチャンスを活かせなかったガウフ。直後の第7ゲームでブレークを許すと4ゲームを連取され、先行される。
続く第2セット、第2ゲームで5度のブレークポイントを凌いだガウフは直後の第3ゲームでブレークに成功。第4ゲームでブレークバックを許したものの第6ゲームから4ゲームを連取し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、15度のアンフォーストエラーを犯したメルテンスに1ゲームも取られず、2時間4分の激闘を制した。
試合後の会見でガウフは「第2セットは良いプレーができていたし、第3セットも素晴らしいテニスができた。スコアラインには表れていないけど、最初の2セットは本当にフィジカルな試合だったと思う」とコメント。
また、この試合を歌手のジャスティン・ビーバーやNBA選手のジミー・バトラーら著名人が観戦していたことについて次のように言及した。
「本当に光栄よ。私はジャスティン・ビーバーに魅了されていたわ。“Never Say Never(曲名)”は私が子供の頃、一番好きだった曲の1つよ。それから“Baby, Oh, Baby(曲名)”。彼の曲は全部聴き尽くしたわ。それから奥さんのヘイリーもいた。2人にとってはちょっとしたデートの夜だったと思う」
「ジミー・バトラーは私の試合に何度か来てくれた。私は彼がそこにいることにそれほど驚かなかった。彼は忙しいのにどうして私のプレーを見に来るんだろう。本当にクールな経験よ。ただ嬉しいし、本当に光栄よ」
勝利したガウフは4回戦で世界ランク623位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦する。ウォズニアッキは3回戦で同433位の
J・ブレイディ(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第10シードの
K・ムチョバ(チェコ)、第15シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第20シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)、第30シードの
S・シルステア(ルーマニア)、世界ランク53位の
ワン・シンユ(中国)が16強に駒を進めた。
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