男子テニスで世界ランク92位の
N・キリオス(オーストラリア)は11日にX(旧ツイッター)を更新。同日に行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)の準々決勝に登場した
C・アルカラス(スペイン)が第1セットを先取された直後にラケットを投げたことについて「彼が人間であることを示したのはいいこと」とつづった。
>>【動画】アルカラス 第1セット終了後にラケット投げる<<>>アルカラス、ジョコビッチ、西岡 良仁ら次週開幕シンシナティ組合せ<<ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では
N・ジョコビッチ(セルビア)を決勝で倒しタイトルを獲得した20歳のアルカラス。2年連続のナショナル・バンク・オープン出場となった今大会、初戦となった2回戦では世界ランク41位の
B・シェルトン(アメリカ)、3回戦で第15シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を下し、8強入りを決めた。
そして準々決勝、29本のウイナーを決めるも13本のアンフォーストエラーと6本のダブルフォルトを犯さすなど精彩を欠いたアルカラス。4度のブレークを許すと自身は2度のブレークしか奪えず、2時間20分の激闘の末に力尽きた。
この試合の第1セット終了後、苛立ちを見せたアルカラスはベンチに向かう際にラケットを地面に投げ捨てた。この行為にペナルティが与えられなかったことに対し、Xの一般ユーザーが「並外れた才能を持つ若手にペナルティはない」と投稿。
この投稿にキリオスが反論しており「誰がそんなこと気にするんだ。彼は今後10年間、テニス界を背負うことになる。彼が人間であることを示したのはいいことだよ。いつも通りのプレーができず、フラストレーションが溜まっていただろう」とコメントした。
なお、敗れたアルカラスは大会初のベスト4進出とはならずマッチ連勝記録は14でストップした。
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