女子テニスのツアー下部大会、W15札幌 アスアスラボ国際チャレンジカップsupported by JWT50(日本/北海道、ハード、ITF1.5万ドル)は30日にシングルス決勝が行われ、T・ナクロ(タイ)が優勝、
長谷川愛依が準優勝を飾った。また、29日に行われたダブルス決勝では
宮本愛弓/ ナクロ組が大会を制覇した。
>>錦織 シティOP1回戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らムバダラ・シティ・オープン組み合わせ<<同大会は
伊達公子、
杉山愛、
神尾米、
小畑沙織ら元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集って発足した団体「Japan Women’s Tennis Top50 Club(JWT50)」が北海道の札幌で3週連続開催する大会のWEEK1となっている。
JWT50は大会開設の意図として「ジュニア世代がITF女子プロツアーに挑戦しやすい状況を作る」「ジュニア世代のうちに一般プロ大会にチャレンジする機会提供」「国内でポイントを取得し、海外での挑戦の足がかりへ」の3点を掲げている。
今年4月のW15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/大阪、ハード、ITF1.5万ドル)では
川口夏実が優勝。同月のW15大東建託オープンsupported by JWT50(日本/福井、ハード、ITF1.5万ドル)は
倉持美穂が制覇した。
さらに、6月のW15柏 大東建託オープン supported by JWT50(日本/柏、ハード、ITF1.5万ドル)でも
伊藤あおいが優勝し、海外選手も参戦する中で日本人選手が活躍している。
今大会も日本人選手が活躍しており、シングルスでは長谷川が準優勝を飾った。また、ダブルスでは宮本愛弓がナクロとペアを組み優勝。準優勝は第4シードの
虫賀愛央/ ジャンジュエ・ハン(中国)組となった。
今大会のシングルス・ダブルス決勝の結果は以下の通り。
【シングルス決勝の結果(ドロー順)】
T・ナクロ vs. 宮本愛弓, 6-1, 6-2
【ダブルス決勝の結果(ドロー順)】
虫賀愛央/ ジャンジュエ・ハン vs. 宮本愛弓/ T・ナクロ, 2-6, 4-6
今後はWEEK2が7月31日~8月6日の日程で開催される。
【JWT50とは】
元世界ランク50位以内を経験した女子テニス選手の有志が集い、日本のテニス界の未来について話し合い、テニスに携わる次の世代へ、様々な機会を提供していくための組織。この活動を通じて、テニスだけではなく、スポーツ、さらには日本で活動をする企業がグローバル社会において「本気で世界を目指せる」環境づくりの一助を担う目的として発足した。
■理事
伊達公子(元世界4位)、杉山愛(元世界8位)、神尾米(元世界24位)
■会員
浅越しのぶ(元世界21位)、小畑沙織(元世界39位)、
中村藍子(元世界47位)、長塚京子(元世界28位)、
森上亜希子(元世界41位)、
奈良くるみ(元世界32位)
(左から)T・ナクロ/ 宮本愛弓と虫賀愛央/ ジャンジュエ・ハン
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