テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、男子シングルス4回戦が行われ、第8シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク85位の
D・ガラン(コロンビア)を7-6 (7-4), 6-4, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見でシナーは「ベストの状態でプレーできていなかった」と明かした。
>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<>>錦織 シカゴCH初戦 1ポイント速報<<>>錦織、清水、内山らシカゴCHの組合せ<<前哨戦となるテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では準々決勝で途中棄権していた21歳で世界ランク8位のシナー。ウィンブルドン出場は3年連続3度目であり、昨年は8強入りしている。
この日の第1セット、互いにブレークチャンスを掴むも活かせず、タイブレークに突入。シナーは2度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、第1ゲームでブレークを許したシナーは直後の第2ゲームで5度、第4ゲームで4度のブレークチャンスを得るも活かせず、ゲームカウント2-4とリードされる。それでも第7ゲームから4ゲームを連取し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、シナーはファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームから3ゲームを連取するとガランにブレークバックのチャンスを与えず、2時間37分で勝利した。
試合後の会見でシナーは「確かにタフな試合だった。ベストの状態でプレーできていなかったことは明らかだけど、今この瞬間に集中しようと努めた。彼(ガラン)はとてもいい選手であり、ハードワーカーだ。厳しい戦いになることは分かっていたから、次のラウンドに進出できてうれしい」とコメント。
「ここでのプレーは本当に好きだよ。雰囲気も特別だしね。どんなときでもポジティブでいようと思っている。5セットマッチは明らかに少し違うね。どの選手に対しても、適応するために少し時間が必要だ。でも、ここでの生活はとてもいい。みんないい人ばかりだし、いい場所だよ」
勝利したシナーは準々決勝で世界ランク92位の
R・サフィウリンと対戦する。サフィウリンは4回戦で第26シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を3-6, 6-3, 6-1, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
A・ルブレフが8強、第21シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が16強に駒を進めている。
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