男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は23日、シングルス準々決勝が行われたが、第4シードの
J・シナー(イタリア)は世界ランク48位の
A・ブブリク(カザフスタン)との対戦中、5-7, 0-2の時点で負傷のため途中棄権した。
>>【動画】ブブリクvsシナー ハイライト<<21歳のシナーは今大会、1回戦で世界ランク49位の
R・ガスケ(フランス)、2回戦で同39位の39位の
L・ソネゴ(イタリア)を下し8強入りしていた。
この試合、序盤からブブリクが繰り出すドロップショットや緩急のついたストロークなどトリッキーなプレーによりダッシュする回数が多かったシナー。第1セットでは5-6で迎えた第12ゲームでブレークを許して落とした。
第2セットでは第2ゲームでブレークされた時点でブブリクの方に歩み寄り棄権を表明した。負傷箇所は明らかにされていないものの、足を気にする素振りを見せている。
芝サーフェスでは難しいとされるスライディングをするなど、ウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でも優勝候補の1人として数えられるシナー。7月3日に迫った同大会に向け不安を抱く負傷となってしまった。
一方、勝利したブブリクは準決勝で第9シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で世界ランク28位の
N・ジャリー(チリ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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