テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク81位の
A・コンタベイト(エストニア)は第32シードの
M・ブズコバ(チェコ)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、2019年以来4年ぶり4度目の3回戦進出とはならず。先月20日に同大会での引退を表明していたコンタベイトにとってこの一戦が現役最後のシングルスとなった。
>>ジョコビッチ、綿貫らウィンブルドン組合せ<<27歳で元世界ランク2位のコンタベイトはキャリアを通じて6度のタイトルを獲得。2021年に5度、2022年に1度優勝するなど素晴らしい活躍を見せると2022年6月6日付の世界ランキングでキャリアハイとなる2位を記録している。
ウィンブルドンには2014年に初出場を果たし、その後8大会に出場。最高成績は2017年・2018年・2019年に記録した3回戦進出となっている。
世界ランク33位のブズコバと対戦したこの日、36本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったコンタベイト。4度のブレークを許すとリターンゲームでは1度もブレークを返せず、1時間5分で力尽きた。
試合後の会見でコンタベイトは「色んな感情がある。悲しみもあれば、うれしさもある。人でいっぱいで、皆さんが応援してくれたのは信じられないことだった。もちろん、試合は思い通りにいかなかったけど、多くの人の前でプレーできたこと、シングルスでの最後のプレーを見てもらえたことがとてもうれしかった」とコメント。
また、引退の主な原因となった背中の腰椎椎間板変性症について「同じ姿勢で長く立っていたり、長く座っていたりすると気になってくる。日常生活でもそれほど負荷をかけなければ、良くなるのではないかと期待している。そう願っているけど実際のところは分からないわ」と明かしている。
なお、コンタベイトは今大会、ミックスダブルスにワイルドカード(主催者推薦)で出場しており、男子テニスで世界ランク47位の
E・ルースブオリ(フィンランド)とペアを組み出場する。
勝利したブズコバは3回戦で第5シードの
C・ガルシア(フランス)と対戦する。ガルシアは2回戦で世界ランク95位の
L・フェルナンデス(カナダ)を3-6, 6-4, 7-6 (10-6)の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第4シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第13シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、第14シードの
B・ベンチッチ(スイス)らが3回戦に駒を進めている。
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