テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス1回戦が行われ、第23シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が世界ランク54位の
M・マクドナルド(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-4, 6-4, 6-4の逆転で破り、3年連続3度目の初戦突破を果たした。なお、毎年ウィンブルドンの前哨戦として行われるハレ大会で優勝した選手が1回戦で勝利するのは
R・フェデラー(スイス)を除き2010年の
L・ヒューイット(オーストラリア)以来13年ぶりとなった。
>>ジョコビッチ、ダニエル、綿貫らウィンブルドン組合せ<<>>錦織 CH初戦 1ポイント速報<<26歳のブブリクは前週行われたテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)で「ATP500」初制覇を飾るとともに、2022年2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)以来となる自身2度目のツアータイトルを獲得した。
ハレ大会で優勝した選手はフェデラーを除き、ウィンブルドンで初戦敗退というジンクスがあり、2011年の
P・コールシュライバー(ドイツ)、2012年の
T・ハース(ドイツ)、2016年の
F・マイヤー(ドイツ)、2018年の
B・チョリッチ(クロアチア)、2021年の
U・アンベール(フランス)、2022年の
H・フルカチュ(ポーランド)は全て1回戦で姿を消していた。
このジンクスを破るべく1回戦に登場したブブリクはこの日、11本のダブルフォルトを犯すも24本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1セットをタイブレークの末に落とすも、その後の3セットを連取し、2時間49分で勝利した。
勝利したブブリクは2回戦で世界ランク48位の
J・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。ウルフは1回戦で同158位のE・クアコー(フランス)を7-5, 6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードの
A・ルブレフ、第14シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第17シードのH・フルカチュらが初戦突破を決めている。
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