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“三度目の正直”で悲願のVなるか.

キャスパー・ルード
決勝に進出したルード
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第4シードのC・ルード(ノルウェー)が第22シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 6-4, 6-0のストレートで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たした。試合後の会見では決勝について「今年最もタフな挑戦になる」と語った。

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昨年の同大会決勝ではR・ナダル(スペイン)に屈し準優勝に終わっていたルード。今シーズンはマッチ16勝11敗と思うような好成績を残すことはできていなかったが、今大会は5連勝を飾り4強入り。準々決勝では第6シードのH・ルーネ(デンマーク)を撃破した。

この試合、ルードは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。アンフォースドエラーはズベレフ37本に対し19本に抑えるなどミスが少なかった。サービスゲームでは1度ブレークを許したものの、リターンゲームで計6度のブレークに成功し、2時間9分で2年連続の大舞台へ進出を決めた。

四大大会通算では昨年の全仏オープンと全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き3度目の決勝となるルード。過去2度はナダルとC・アルカラス(スペイン)に敗れ惜しくもタイトルを逃してきた。試合後の記者会見では“三度目の正直”となる日曜日の決勝、そしてグランドスラムの決勝では初めて対戦するN・ジョコビッチ(セルビア)について語った。

「確かに決勝は大変だね。彼は23度目の四大大会制覇のためにプレーしている。僕は初めてだ。だから、プレッシャーに負けず今を楽しむつもりでプレーしたい。そして、その瞬間瞬間を楽しもうと思っている。昨年もそういう気持ちで臨んだんだけど、思い通りにいかなかったんだ(笑)。もちろん、昨年よりも良い結果を出したいと思っているよ」

「昨年の2つの大会から何かを学んだかどうか。今年も戻ってこれたことは素晴らしい気分。大会の初日には自分がそのような存在だとは思っていなかったし、必ずしもそうとは思っていなかった。もちろん、全試合でベストを尽くしたけどね。1試合1試合を大切に戦った。明日は、僕にとって今年で最もタフな挑戦になるだろう。だってノヴァーク(ジョコビッチ)と対戦するんだから」

両者は5度目の顔合わせでジョコビッチの4連勝中。ルードは過去4戦で1セットも取得できていない。ルードは決勝での戦い方について明かした。

「『この試合に勝たなければならない』って考えないことが必要だ。この試合に勝つ大きな「必要」がある。でも、この言葉は僕がいま避けようとしている言葉なんだ。もちろんトーナメントの序盤はより強く感じ、より強く思うものだ。試合に勝ち、トーナメントを有利に進めるために重要なことだと思う。でも、今は決勝に進出している。この2週間は、日曜日に何が起ころうとも素晴らしいものだ」

「もちろん、全力を尽くすつもりだよ。でも、あまり考えずにプレーしたときに最高のテニスができることもあるんだ。オートマチックモードになると言えばいいのかな。もし、『あぁもう少しで勝てるかもしれない』とか考えていたら緊張してしまうかもしれない。もしかしたら今日のカルロス(アルカラス)もそうだったのかもしれないね。でも、考えすぎてプレッシャーを感じると、息苦しくなってしまうんだ。呼吸を整え、体を落ち着かせることができなくなる。長い試合、マラソンになることを覚悟して臨みたいと思う。長い試合になることを覚悟して、1ポイントずつ、全力でプレーする。その結果、どうなるかはお楽しみだ」

23度目の四大大会制覇を狙うジョコビッチは準決勝で第1シードのC・アルカラスをセットカウント3-1で下しての勝ち上がり。

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