男子テニスで世界ランク3位の
D・メドベージェフは9日、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の大会前会見に登場し、クレーコートでの戦略を明かしている。
>>メドベージェフ、ジョコビッチ、西岡らBNLイタリア国際 組合せ・結果<<>>シフィオンテクらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<27歳のメドベージェフは2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続でツアーを制覇。3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では準優勝となったものの、続くマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では大会初優勝を飾り今季4勝目を挙げた。
クレーコートシーズンでは先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で8強入り。前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では大会初の16強入りを決めた。
メドベージェフはBNLイタリア国際に過去3度出場しているが1度も勝利できず。初出場の2018年は1回戦で
R・ハーセ(オランダ)に、2019年は1回戦で
N・キリオス(オーストラリア)に、2021年はシードのため初戦となった2回戦で
A・カラツェフに敗れている。
大会前の会見でクレーコートへの対策を明かしたメドベージェフは「スライディングは常に(自分にとって)問題だったと思う。マドリッドで負けた後、2、3日練習して、スライディングと(コート上での)動きに集中するようにしたんだ。少しは改善されたような気がするね」とコメント。
「体力的にはとてもいい感じ。毎日、ハードな練習に取り組み、コーチと一緒に細かいことを修正している。だから、試合でも同じようにプレーできるように頑張りたいね。この2日間(の練習)は本当にいいテニスができている。ボールを外すことが少なかったと思うけど、最初の試合はいつだって難しい。でも、いい練習ができたのはいいこと。(ここでは)1度も勝ったことがないから、このトーナメントを楽しみにしているし、勝つことが最初の目標だよ」
今大会に第3シードとして出場するメドベージェフは1回戦免除のため2回戦からの登場。初戦では世界ランク43位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と同50位の
U・アンベール(フランス)の勝者と対戦する。
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