男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第12シードの
D・エヴァンス(イギリス)を6-2, 6-2のストレートで破り、2年連続の決勝進出を決めた。試合後には「いいプレーができている」と連覇に向け自信を覗かせた。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<同大会2連覇を狙う19歳のアルカラスは、今大会すべてストレート勝利で4強へ。この試合の第1セット、アルカラスはエヴァンスのサービス時に半分以上のポイントを獲得。ストロークの威力で優位に立ち2度のブレークに成功する。エヴァンスもストローク戦を避けようとネットに詰める展開を多く試みるもアルカラスはこれをもろともせず、第1セットを先取する。
続く第2セットも、ストロークで圧倒するアルカラスが序盤から4ゲーム連取に成功する。第5ゲームで1度のブレークを許すも、最後は第8ゲームで再度ブレークを奪い1時間21分で勝利した。
決勝では第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第9シードの
L・ムセッティ(イタリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されており、2連覇がかかる決勝、そしてトップシード同士の対決となった決勝戦について語っている。
「ここバルセロナでのプレーはとても快適だし、いいプレーができている。ステファノス(チチパス)も素晴らしいプレーをしている。彼はコート外ではとてもいい人だから、これまでの試合でのことはすべて忘れて、明日は自分のプレーに集中し、勝利を目指したいと思う。大好きなバルセロナで決勝を戦えるのは、とても特別なことなんだ。11歳か12歳の時にこのクラブでプレーしていた。このクラブが大好きで、この大会が大好きで、またここでトロフィーを掲げるチャンスがあるのはとても特別なことだよ」
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