男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第10シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、2年連続のベスト4進出を果たした。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<>>ルーネ、フリッツらBMWオープン組合せ<<昨年の同大会では
S・チチパス(ギリシャ)や
A・デ ミノー(オーストラリア)、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)らを下しタイトルを獲得している19歳のアルカラス。今大会は初戦の2回戦で世界ランク79位の
N・ボルジェス(ポルトガル)を、3回戦では第13シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をそれぞれストレートで撃破して8強へ駒を進めた。
この試合、アルカラスは3本のダブルフォルトを犯したもののファーストサービスが入ったときには67パーセントの確率でポイントを獲得。ダビドビッチ フォキナに対し11度のブレークチャンスを与え、そのうち3度のブレークを許したが、リターンゲームではそれを上回る4度のブレークに成功。2時間10分の接戦を制し4強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「僕にとっては本当にタフだった。第1セットではサーブが決まり、かなりいいプレーができた。それがなかったらこの試合は勝つことができなかったよ。スピードが速くて、いろいろなことが頭にあった。第1セットの後は自分自身にポジティブなことを話しかけ、長いラリーをするようにし、ポイントを通して常にステイするようにし、自分自身をより快適に感じるようにしたんだ」
「彼(ダビドビッチフォキナ)は本当にいいプレーをしていたし、素晴らしいショットを放っていた。おそらく、そういうショットは1本だけではなかったと思う。彼はたくさんのショットを放ち、おそらく僕よりも多く打っただろう。本当に楽しい試合だったね」
アルカラスは準決勝で第12シードの
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは準々決勝で第15シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのチチパス、第9シードの
L・ムセッティ(イタリア)がベスト4へ駒を進めた。
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