男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は4日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク111位の
D・ティーム(オーストリア)が同122位の
S・オフナー(オーストリア)(オーストリア)を3-6, 6-3, 6-4の逆転フルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>綿貫 陽介出場ヒューストン組み合わせ<<互いに旧知の仲で同じアカデミーに所属もしているティームとオフナー。両者はツアー3度目の顔合わせでティームの2勝でこの日を迎えた。
この試合の第1セット、ティームはサービスが安定せず4本のダブルフォルトを犯すなど2度のブレークを許す。リターンゲームではストロークで押し込む展開が増え、10度のブレークチャンスを握るも、わずか1度しかものに出来ず第1セットを落とした。
第2セットでも悪い流れを引きずったティームは、第1ゲームで先にブレークされたものの、直後の第2ゲームでブレークバックに成功。その後第4ゲームでもブレークし4ゲームを連取する。第9ゲームのサービング・フォー・ザセットでは3度目のセットポイントを決め切りセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは第1・第3ゲームでブレークし優位な展開に。ファーストサービスが入ったときには93パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどオフナーの反撃を1度に抑え、2時間4分で逆転勝ちをおさめた。
ティームは2回戦で第8シードの
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは1回戦で世界ランク63位の
C・レスティエンヌ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク147位の
J・ソウサ(ポルトガル)らが初戦を突破した。
今大会の第1シードは
C・ルード(ノルウェー)、第2シードは
H・フルカチュ(ポーランド)、第3シードは
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、第4シードは
R・バウティスタ=アグ(スペイン)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場となる。
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