男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日にシングルス3回戦が行われ、第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)が第31シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらマイアミOP男子組合せ・結果<<>>サバレンカらマイアミOP女子組合せ・結果<<昨年の同大会は予選から出場し、予選1回戦の途中で棄権していた19歳のルーネ。今年は本戦第7シードとして参戦して、初戦の2回戦で世界ランク74位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)をストレートで下し3回戦進出を決めていた。
一方のシュワルツマンは1回戦で同64位の
ウー・イービン(中国)をストレートで破って勝ち上がった。
初の顔合わせとなったこの試合、ルーネは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。シュワルツマンのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークチャンスをすべてブレークに繋げるなど決定力を見せ、1時間31分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルーネのコメントが掲載されている。
「ディエゴ(シュワルツマン)はとても強い。僕の焦点は、彼にプレッシャーを与えるために、プレーするたびに強くなることだった。今日は落ち着いてプレーできたからとても満足している」
「気温は30度で、体力的にもかなり厳しい状況だった。目標はできる限り毎回踏み込んで、自分のゲームをすることだったんだ。でも、試合の95パーセントは自分のペースでプレーすることができた。彼はリターンプレーヤーとして非常に強いので、彼を破ることができ、1度しかブレークされなかったことはとてもうれしいよ」
ルーネは4回戦で第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは3回戦で第24シードの
D・シャポバロフ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第6シード
A・ルブレフ、第16シードの
T・ポール(アメリカ)らが16強へ駒を進めた。

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