男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日にシングルス2回戦が行われ、第4シードの
D・メドベージェフが世界ランク84位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1, 6-2のストレートで破り、3年連続の3回戦進出を決めた。
>>ダニエル 太郎らマイアミOP男子組合せ・結果<<>>サバレンカらマイアミOP女子組合せ・結果<<世界ランク5位のメドベージェフは先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続のツアー優勝を飾った。
前週まで開催されたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では、マッチ19連勝で決勝に進出。決勝では
C・アルカラス(スペイン)に敗れるも、準優勝をおさめた。
メドベージェフはマイアミ・オープンに3年連続5度目の出場で、最高成績は2021年・2022年のベスト8進出。今大会はシード勢が1回戦免除のため2回戦が初戦となる。
一方のカルバレス バエナは今大会の1回戦で世界ランク41位の
B・ミラリェス(スペイン)と対戦したが、ミラリェスの途中棄権により2回戦へ進出した。
メドベージェフとカルバレス バエナは2度目の対戦で、メドベージェフの1勝。
この試合、メドベージェフは安定したサービスゲームを展開してカルバレス バエナに1度もブレークを許さず。第1セット、第2セットと2度ずつブレークに成功して1時間2分で勝利した。
試合後のメドベージェフのコメントが男子プロテニス協会ATPの公式サイトに掲載され、ドロップショットを織り交ぜたプレーについてコメントした。
「カルロス(アルカラス)との試合後、もっとドロップショットを使うべきだと思ったんだ」
「ドロップショットは昔から好きだけど、1試合に50回使うような武器ではない。 ショットに自信を持つことが必要で、今日はそれがかなりうまくいったよ」
メドベージェフは3回戦で、世界ランク56位の
A・モルカン(スロバキア)と対戦する。モルカンは2回戦で第28シードの
西岡良仁を7-6(7-5), 1-6, 6-2のフルセットで破っての勝ち上がり。
また同日の2回戦に登場したシード勢では、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第5シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第6シードの
A・ルブレフ、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第14シードの
K・ハチャノフ、第25シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)らが3回戦に進出した一方、第11シードの
C・ノリー(イギリス)、第15シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第17シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第18シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第19シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第23シードの
D・エヴァンス(イギリス)、第27シードの
S・バエス(アルゼンチン)らが初戦で姿を消している。

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