男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第11シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク100位の
S・ワウリンカ(スイス)を6-1, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>シナーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<両者は4度目の顔合わせで2勝2敗。直近では先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)準々決勝で対戦しており、シナーが6-1, 6-3のストレート勝ちを収めている。
21歳で世界ランク13位のシナーは3年連続3度目の出場であり、過去2大会では16強入り。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク43位の
R・ガスケ(フランス)、3回戦で同68位の
A・マナリノ(フランス)を下し3年連続で16強に駒を進めた。
一方、37歳のワウリンカは、今大会プロテクトランキング(怪我などによる長期離脱選手の救済制度)で4年ぶりの出場。同大会では2017年に準優勝をおさめている。今大会では1回戦で世界ランク186位のA・ヴキッチ(オーストラリア)、2回戦で第26シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)、3回戦で第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)を下しベスト16進出を果たした。
この試合の勝者は準々決勝で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)と世界ランク84位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)のどちらかと対戦する。

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