テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は29日、女子ダブルス決勝が行われ、第10シードの
青山修子/
柴原瑛菜組は第1シードの
B・クレチコバ(チェコ)/
K・シニアコバ(チェコ)組に4-6, 3-6のストレートで敗れ、ペアとして初のグランドスラム優勝とはならなかった。試合後には「経験の差が出たような気がします」と明かしている。
>>ジョコビッチ、チチパスら全豪OP男子 組合せ・結果<<>>チチパスvsジョコビッチ 全豪OP決勝 1ポイント速報<<ツアー通算8勝を誇るダブルス世界ランク23位の柴原と同25位の青山のペア。全豪オープンでは2021年にベスト8、昨年は初のベスト4進出を果たしている。今大会では1回戦で
M・リネッタ(ポーランド)/
ワン・シユ(中国)組、2回戦でN・キチェノック(ウクライナ)/ K・ジマーマン(ベルギー)組、3回戦で
A・パブリュチェンコワ/
E・ルバキナ(カザフスタン)組、準々決勝で
C・ドールハイド(アメリカ)(アメリカ)/
A・カリンスカヤ組、準決勝で第2シードの
C・ガウフ(アメリカ)/
J・ペグラ(アメリカ)を下し、ペアとして初のグランドスラム決勝進出を決めた。
この日の第1セット、第1ゲームでブレークを許した青山/柴原組は直後の第2ゲームでは2度のブレークポイントを掴むも活かせず。その後のサービスをキープされ先行を許す。
続く第2セットでも第1ゲームでブレークを許したが、第3ゲームから3ゲーム連取に成功。イーブンとするも第6ゲームから4ゲーム連取を許し1時間29分で敗戦。女子日本勢では2003年に
K・クレイステルス(ベルギー)とペアを組み全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制した
杉山愛以来 約20年ぶりの快挙とはならなかった。
柴原は試合後の会見で「私たちは自分たちのプレーに本当に満足しています。1試合ごとに進歩していると感じました。もちろん、今日は明らかに相手が良すぎましたし、しっかりしていたと思います。ただ、経験の差が出たような気がします。でも、次からはもっといいプレーができるだろうと思っています。全体として、これまで一緒に戦ってきたことを誇りに思うし、これからが楽しみです」とコメントしている。
また、今後ペアを組み出場する予定の大会について青山は「今のところは3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は一緒に出ようと決まっています。その後のヨーロッパシリーズもスケジュールを確認して出れるところを出ていきたいと話しているところです」と語った。
一方の柴原も「ドバイとドーハは出ないでシングルスでITFを周るので2月はシングルスに集中したいと思います。そして3月のインディアンウィルズとマイアミの2週間はダブルスに集中したいです」と述べている。
優勝したクレチコバ/シニアコバ組は昨年、全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制しており、グランドスラム23連勝中だったが、今回の勝利で24連勝とし2連覇を飾った。
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