女子テニスで世界ランク42位の
大坂なおみと男子テニスで同22位の
N・キリオス(オーストラリア)は21日、インスタグラムでアメリカ・マイアミを拠点とするピックルボールのメジャーリーグ新チームへの出資を発表した。女子テニス協会のWTA公式サイトはアメリカでのピックルボールに関し、オーナーとなるプロテニス選手の多さに着目している。
ピックルボールは1965年、ワシントン州のベインブリッジ島のある家族で、退屈していた子どもたちのために父親が考案したと言われているテニスに似たラケットスポーツ。バドミントンと同じ広さのコートで板状のパドルを使い穴の空いたボールを打ち合うものとなっている。
2020年ごろの新型コロナウイルスの感染拡大とともに、大きなスペースが必要なく、無理せず体を動かせるスポーツとしてアメリカ全土に広まり、今年はワシントン州の公式スポーツとして採用された。
メジャーリーグでは2023年に12チームから24チームへと参加チームが拡大。多くのアスリートがその可能性に共感し、新チームへの出資やオーナーとなる選手もいる。
マイアミのチームではキリオスと大坂が、シカゴでは
C・エバート(アメリカ)や
L・ダベンポート(アメリカ)ら、そしてダラスでは
J・イズナー(アメリカ)らが出資者として名を連ねた。
また、チームは明らかになっていないが、今年10月には元世界ランク1位の
K・クレイステルス(ベルギー)がアメリカン・フットボールのスター選手であるトム・ブレイディらと新チームに出資することも発表されている。
コロナ禍でスポーツ人口が拡大し、今年アメリカで延べ約480万人以上が体験したとされるピックルボール。ビジネスとして大坂らが注目し更なる発展が期待される。
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