テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク198位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)(オーストラリア)を4-6, 6-2, 6-3, 6-3の逆転で破り、16度目の初戦突破を果たした。試合後には「今日はタフな状況から立ち直ることができた」と明かした。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP 男子の組合せ<<>>セリーナ、シフィオンテクら全米OP 女子の組合せ<<36歳のナダルは7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では準決勝を前に腹部の負傷で棄権を発表し、約1カ月ほどツアーを離脱。その後、今月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で復帰したものの、
B・チョリッチ(クロアチア)に屈し、初戦となる2回戦で姿を消した。
全米オープンでは2010年・2013年・2017年・2019年の計4度優勝を飾っており、今大会が2019年以来3年ぶり16度目の出場となる。最後に出場した2019年は決勝で
D・メドベージェフを7-5, 6-3, 5-7, 4-6, 6-4のフルセットで破り、優勝を果たしている。
この試合、ナダルはファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークを許し第1セットを先取されるも第2セット以降は5度のブレークに成功し3セットを連取。3時間8分で勝利した。
試合後の会見でナダルは「タフな試合だった。最初の2、3ゲームは悪くなかったと思う。何度かチャンスがあったけど、それをものにすることができなかった。サーブの調子が悪かったのだと思う。その後、彼(ヒジカタ)にブレークされた。それから少しナーバスになった」と語った。
「3年ぶりのニューヨークでの試合。ナイトセッションはいつもエキサイティングだね。厳しい局面があったけど、そのあとはいいプレーができたと思うよ。完璧ではなかったけどね。でも、ハッピーだよ」
「成績の面ではもちろん素晴らしい1年だったけど、同時に足の故障、肋骨の疲労骨折、腹部の裂傷を経験し、タフな1年でもあった。本当に様々なことがあったよ。その厳しい時期から戻って来れた。今日も試合に勝つことができたしね。全米オープンの2回戦に進出できたことは僕にとって重要なこと。今日はタフな状況から立ち直ることができた」
勝利したナダルは2回戦で世界ランク60位の
F・フォニーニ(イタリア)と対戦する。フォニーニは1回戦で同38位の
A・カラツェフを1-6, 5-7, 6-4, 6-1, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
C・アルカラス(スペイン)、第7シードの
C・ノリー(イギリス)、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第9シードの
A・ルブレフらが2回戦に駒を進めている。
[PR]全米オープンテニス
8/29(月)~9/12(月)
WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンド、WOWOWテニスワールドにて全コートライブ配信
第3日はダブルスもスタート!柴原 瑛菜、穂積 絵莉、二宮 真琴らが登場!
9/19(月)~「東レ パン パシフィック オープンテニス」、10/3(月)~「楽天ジャパンオープンテニス」も連日生中継&ライブ配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・ナダル「最後まで戦う」・ナダル フェデラー復活に興奮・ナダル ジョコ欠場「悲しい」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング