29日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に第2シードとして出場する世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)は26日に記者会見に登場し、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)出場時に負った腹部のけがについて現状を語った。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP男子 組合せ<<>>大坂、シフィオンテクら全米OP女子 組合せ<<2010年・2013年・2017年・2019年の計4度優勝を飾っているナダルは、今大会が2019年以来3年ぶり16度目の出場。最後に出場した2019年は決勝で
D・メドベージェフを7-5, 6-3, 5-7, 4-6, 6-4のフルセットで破り、優勝を果たしている。
今年は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制覇。好調を維持していたが、7月のウィンブルドンでは準決勝を前に腹部の負傷で棄権を発表し、約1カ月ほどツアーを離脱した。
その後、今月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で復帰したものの、初戦で
B・チョリッチ(クロアチア)に屈し敗退。最後にハードコートで勝利したのは準優勝を果たした3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準々決勝となり、約半年前となる。
腹部の状況についてナダルは「そうだね。腹部のけがは大変だったよ。危険でタフなものだった。サーブするときに力を入れなければいけない場所にあるんだ。最初は柔軟性に欠けるからそれを取り戻す作業から入らなければならない。以前のように柔らかくないときに重要な動きをしてしまうと、骨折したり、さらに良くないけがに繋がるリスクが高くなる」と明かした。
「シンシナティでの練習も気楽にやっていた。試合ではサーブにそこまで力を入れないなかでベストを尽くす。最後まで戦うよ。自分ができるベストな方法でやっている。本番に間に合うようにしたいね。それしか言えない。僕は自分が持っている、今ある道具で自分にチャンスを与えるだけの競争力を身につけたいんだ」
「僕の目から見ると、かなりいい練習をしている。何が起こるかはわからないけど、練習には満足しているよ」
ナダルの1回戦は大会2日目(日本時間31日)のナイトセッションに組まれ、世界ランク198位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)(オーストラリア)と対戦する。
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