女子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は20日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク28位の
P・クヴィトバ(チェコ)が同24位の
M・キーズ(アメリカ)を6-7(6-8), 6-4, 6-3の逆転勝ちで破り、キャリア通算30勝に王手をかけた。
>>メドベージェフvsチチパス 1ポイント速報<<>>W&Sオープン女子 組合せ・結果<<元世界ランク2位でウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の2勝を含む通算29タイトルを誇るクヴィトバは、同大会では過去に2度4強入りしたのが最高成績。今大会では3回戦で第5位シードの
O・ジャバー(チュニジア)、準々決勝で世界ランク63位の
A・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)を下して4強入り。
一方、2019年に同大会を制しているキーズは、3回戦で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、準々決勝で世界ランク25位のE・リバキナを破って準決勝へ勝ち上がった。
クヴィトバとキーズは9度目の対戦で、これまで4勝4敗。この試合の第1セット、互いに1ブレークずつ奪いタイブレークにもつれるとキーズが8-6で先取する。
第2セットで2度のブレークに成功して1セットオールとしたクヴィトバはファイナルセット、ファーストサーブ時のポイント獲得率を100%とし、リターンゲームでは3度のブレークチャンスを全てものにして、2時間18分でキーズを逆転で破った。
勝利後のクヴィトバのコメントが女子テニス協会のWTA公式サイトに掲載され、「信じられないような戦いだった」と語った。
「マディソンは本当に素晴らしい試合をしたと言わざるを得ないわ。 本当に、本当にタイトな試合だった」
「正直に言って、(この勝利は)とても特別なことよ。今日、試合に臨むにあたって『私はここで決勝に進出したことがない』ことを自分に言い聞かせていたの。何度も決勝に勝ち上がってきたけど、ここでは一度もなかった。ついに来ることができたわ」
「実際、明日(決勝)がどうなるかは誰にも分からないけれど、(決勝へ勝ち上がったことが)私にとって大きな一歩よ」
クヴィトバは自身40度目のツアー決勝戦で、第6シードの
A・サバレンカと同35位の
C・ガルシア(フランス)の勝者と対戦する。
>>WTA 公式Twitter<<
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