ヨネックス株式会社は15日、今月9日に帝国ホテル東京にてヨネックススポーツ振興財団2021年「米山稔賞」表彰式を執り行ったと発表。車いすテニス選手の
国枝慎吾やパラバドミントン選手の里見紗李奈、山崎悠麻、梶原大暉ら4名が表彰された。
38歳の国枝は昨年8月の東京パラリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)で2大会ぶり3度目のシングルス金メダルを獲得。また、9月には全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)も制覇した。今年に入ってからも全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のタイトルも手にしており、シングルスでは四大大会通算27勝をあげている。
昨年12月には同社の社長賞特別賞も授与されていた国枝。ヨネックスとは2017年にテニス用具使用契約を締結した。
国枝は「米山稔賞」について「本日は米山稔賞という大変光栄な賞をいただき誠にありがとうございます。昨年は東京2020パラリンピックという私のキャリアにとって最重要の年でした。肘のけがで悩んでいた2016年から使用するヨネックスのラケットで肘のストレスが軽減しショットの威力が増したことが金メダルという結果に繋がったと思っています。もうアラフォーになりますが、まだまだ頑張りますので、今後も応援の程よろしくお願いします」とコメントした。
そのほかでは昨年の東京パラリンピックのバドミントン競技で女子シングルスとダブルスの金メダルを獲得した里見。里見とペアを組みダブルスを制した山崎、そして男子シングルスで金メダルを手にした梶原が「米山稔賞」を受賞した。
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