テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク38位の
A・モルカン(スロバキア)を6-2, 6-3, 7-6 (7-4)のストレートで破り、17年連続の3回戦進出を果たした。ジョコビッチは試合後、「トリッキーな相手だった」と振り返っている。
>>全仏OP男子組合せ・結果<<>>全仏OP女子組合せ・結果<<昨年王者のジョコビッチは第1セット、ファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得。安定したサービスゲームを披露すると、リターンゲームでは第4・第8ゲームでブレークを奪い先行する。
続く第2セット、お互いにサービスキープが続くと第6ゲームでジョコビッチがブレークに成功。このセットで両者を通じて1度のブレークチャンスをものにし、セットカウント2-0とリードを広げる。
迎えたファイナルセット、第3ゲームで先にブレークに成功したジョコビッチだったが直後の第4ゲームでブレークバックを許す。その後はお互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し、2時間16分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のジョコビッチのコメントを公式サイトに掲載。前週のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)で準優勝を飾ったモルカンとの試合を次のように振り返った。
「今日は難しいコンディションの中、クレーコートのスペシャリストとの対戦だった。先週のリヨンでも決勝へ進んでいるし、トリッキーな相手だったね。決して簡単な試合ではなかったけど、とても良いパフォーマンスができたと思う」
また、ジョコビッチは満員となった観客の声援についても言及した。
「観客が戻ってきて、すべてのコートで満員になるのを見ることは素晴らしいことだよ。たくさんの若者や子供たち、これは本当に見ていて楽しいものだね。いつも元気をもらっている。今の僕にとって、観客が僕のプレーを見に来てくれること、そしてそのエネルギーが、僕が競技を続け、プロのテニスをプレーする最大の理由なんだ」
勝利したジョコビッチは3回戦で世界ランク195位の
A・ベデネ(スロベニア)と対戦する。ベデネは2回戦で同149位の
P・クエバス(ウルグアイ)を4-6, 6-4, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
なお、同日には第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードの
R・ナダル(スペイン)、第6シードの
C・アルカラス(スペイン)、第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第10シードの
C・ノリー(イギリス)、第15シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第18シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第23シードの
J・イズナー(アメリカ)、第27シードの
S・コルダ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。
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