男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス3回戦が行われ、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が第9シードの
C・ノリー(イギリス)を6-4, 6-7(4-7), 6-3のフルセットで下し、準々決勝へ駒を進めた。試合後、アルカラスは
R・ナダル(スペイン)との準々決勝に向けて「勝つチャンスはあると思う」と語った。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<この日アルカラスは第1セット、第4ゲームでブレークに成功。第9ゲームでブレークバックを許すも直後の第10ゲームで再びノリーのサービスを破り、先取する。
第2セットは互いに1度ずつブレークし、タイブレークに突入。ポイント4-4からノリーが3ポイントを連取し、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、アルカラスは第1ゲームでブレークを奪うと、第9ゲームでもブレークに成功して、2時間39分で8強入りを決めた。
勝利したアルカラスは準々決勝で、第3シードのナダルと対戦する。両者は3度目の顔合わせで、ナダルの2勝0敗。直近では3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準決勝で対戦し、ナダルが6-4, 4-6, 6-3で勝利している。
男子プロテニス協会のATPは試合後のアルカラスのコメントを掲載。ナダルとの一戦に向けて次のようにコメントを残した。
「明日の試合は思いっきり楽しみたい。2回負けているから3回目の対戦がしたかった。最後まで戦い抜くよ」
「正直言って、わからない。彼(ナダル)はどんなにタフな試合でも、死んでは生き返るんだ。かなり良い試合をすれば、勝つチャンスはあると思う」
なお、ナダルは3回戦で
D・ゴファン(ベルギー)に4度のマッチポイントを握られるも、6-3, 5-7, 7-6(11-9)で激闘を制した。
ナダルとアルカラスの準々決勝はセンターコートの第2試合に組まれ、日本時間6日23時以降(現地6日16時以降)に開始予定となっている。
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