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東京五輪金ベンチッチ 16強

ベリンダ・ベンチッチ
ベリンダ・ベンチッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は30日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのB・ベンチッチ(スイス)が世界ランク67位のK・ムチョバ(チェコ)を6-3, 4-6, 7-5のフルセットで破り、2年連続3回目のベスト16進出を決め、公式戦8連勝を飾った。

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昨年の東京オリンピック(日本/東京、ハード)で金メダルを獲得し、先月のクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)を制したベンチッチ。

この日は第4ゲームに最初のブレークに成功して第1セットを先行する。続く第2セットではムチョバに2度のブレークを奪われて1セットオールとされるも、ファイナルセットでは終盤にこの日3度目のブレークを奪って2時間46分の熱戦を制した。

女子テニス協会のWTAは試合後のベンチッチのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返っている。

「とてもタフな試合だったし予想していた通りだった。第1セットでは、よりコントロールして自分のプレーをすることができたと思う。第2セットでは立ち上がりに少し集中力を欠いてしまったので、もう一度集中力を取り戻すために自分を奮い立たせようとした」

「彼女(ムチョバ)は本当に少しづつゲームに入り込んできて、サーブも良くなってきた。第3セットでは試合に勝てるかどうかわからなかったから、大事な場面で強くいられたのは嬉しかった」

勝利したベンチッチは3回戦で第8シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦する。世界ランク10位のジャバーは世界ランク73位のV・グラシェバを7-5, 0-6, 6-4のフルセットで破り、2年連続のベスト16進出を果たした。

なお、ベンチッチとジャバーは先月開催されたクレジット・ワン チャールストン オープンの決勝戦でも対戦しており、この時はベンチッチが6-1, 5-7, 6-4のフルセットで勝利し、タイトルを獲得している。

ベンチッチはジャバーとの一戦に向けても次のように語っている。

「彼女はどんなサーフェスでもトリッキーなプレーをする。いろいろな方法を見つけて違うプレーをし、相手のリズムを狂わせようとするの。いつもベストを尽くしてくるし彼女はトップ10のプレーヤー。チャールストンではタフな試合だった」




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(2022年5月1日20時55分)



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