女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は29日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク36位の
大坂なおみが同78位の
A・ポタポヴァを6-3, 6-1のストレートで破り、2年連続3度目の初戦突破を決めた。試合後、大坂は「とてもいいスタートになったと思う」と語った。
>>大坂 なおみvsソリベス=トルモ 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 組み合わせ<<準優勝で終わった3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)の決勝戦以来となる公式戦を迎えた大坂なおみ。
初の顔合わせとなったこの一戦は序盤、互いにサービスキープが続くも、第5ゲームで最初のブレークを許す。それでも大坂は直後にブレークバックに成功すると、第8ゲームでこの日2度目のブレークに成功して32分で先行する。
続く第2セット、勢いに乗った大坂は第1ゲームからブレークに成功すると、その後もブレークを2度成功させて、4ゲームを連取。ポタポヴァを圧倒し約1時間で同一戦を制している。
女子テニス協会のWTAは試合後の大坂のコメントを公式サイトに掲載し「正直なところ、もっと自分にポジティブになりたいと思っているわ。今年は1週間早くレッドクレーで練習してきたので、もっといい結果を出せるように頑張る。2セットで勝てたことは私にとってよかった」と語った。
なお、大坂は同大会に過去4度出場し最高成績は2019年のベスト8。今大会では最高成績を目指すとともに、今季初のタイトル獲得を目指す。
今季、大坂は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3回戦敗退。3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では2回戦敗退となるも、翌週のマイアミ・オープンで決勝戦へ進出。1年2ヶ月ぶりのタイトル獲得を目指し臨んだもの
I・シフィオンテク(ポーランド)に敗れ、準優勝となった。
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