男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク34位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-1, 7-5のストレートで破り、6度目の初戦突破を決めた。
>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<前日にはダブルスにも出場し、
M・メロ(ブラジル)とのペアでベスト8進出を決めているズベレフ。
上位8シードが1回戦免除のためこの日が初戦となったズベレフは第1セット、ファーストサーブ成功時に80パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第3・第5・第7ゲームでブレークに成功し6ゲーム連取で先行する。
第2セットでは第1ゲームからブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。直後に再びブレークを奪われるも、第8ゲームで2度目のブレークバックに成功しゲームカウントを4-4とすると、最後は第12ゲームでこの日6度目のブレークを奪って1時間27分の一戦を制した。
ズベレフは試合後に同一戦を総括。男子プロテニス協会のATPがそのコメントを公式サイトで紹介している。
「この大会は、僕がまだ優勝していない唯一のクレーコートでのマスターズだけど、とてもモチベーションが高いんだ」
「素晴らしいテニスをするためにとてもモチベーションが高いし、今週はそれをコートで見せたい」
「彼(デルボニス)にあまりリードさせなかったことが重要だったと思う。僕は2度彼をブレークバックさせたから、それが役に立った」
「マイアミ・オープンの後、体調を崩してしまったから、そのことも少し考慮しなければならない。でも勝てたことには満足している。明日はもっと良いプレーをしなければならないし、最高のチャンスをいかしたい」
勝利したズベレフは3回戦で第13シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは2回戦で対戦相手の
A・ブブリク(カザフスタン)が4-6, 7-6(7-3),4-3 の時点で途中棄権をしたため勝ち上がりが決定。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)や第5シードの
A・ルブレフ、第9シードの
J・シナー(イタリア)、第10シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)らが3回戦へ駒を進めている。
■関連ニュース
・【動画】怒るズベレフ、審判台をラケットで激しく叩く・ズベレフ 審判台叩き棄権に・暴言で棄権のズベレフが謝罪■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング