男子テニスのハッサン2世グランプリ（モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250）は７日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク７４位のＤ・ゴファン（ベルギー）が世界ランク７３位のＰ・アンドゥハル（スペイン）を5-7, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で破り、ベスト８進出を果たすと共にツアーでのシングルス通算勝利数が３００に到達した。

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前週のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）では２回戦敗退となった元世界ランク７位のゴファン。この試合の第１セットでは第２ゲームでいきなりブレークを許す。その後２度のブレークに成功しゲームカウント5-4とリードするも、そこから３ゲーム連取を許し先行される。

第２セット、お互いに２度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。２度のミニブレークに成功したゴファンがセットカウント１－１に追いつく。迎えたファイナルセットではファーストサービスが入った時に８７パーセントの確率でポイントを獲得。第３ゲームで３度のブレークポイントを凌ぐと第６ゲームでブレークに成功し、２時間４６分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにゴファンのコメントを掲載し「第１セットを取られた後、冷静に対処できたことに満足しているよ。ポジティブに落ち着いてベストを尽くし続け、最後には何とか逆転することができた」と語った。

「タフな試合をするためにここにいる。明日もそうなるだろうけど、ベストを尽くしたい。またいい試合ができるといいね」

勝利したゴファンは準々決勝で世界ランク７９位のＲ・カルバレス バエナ（スペイン）と対戦する。カルバレス バエナは２回戦で同９０位のＪ・ソウサ（ポルトガル）を6-2, 5-7, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第６シードのＢ・ファン・デ・ザンスフルプ（オランダ）、世界ランク６０位のＦ・コリア（アルゼンチン）、同６５位のＡ・モルカン（スロバキア）、同８６位のＲ・ガスケ（フランス）が８強に駒を進めている。

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