男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は5日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク94位の
N・キリオス(オーストラリア)が同52位の
M・マクドナルド(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、2018年以来4年ぶり2度目の初戦突破を決めた。試合後、キリオスは「このまま勝ち進んでいける」と語った。
この日キリオスは、マクドナルド相手に第5ゲームで最初のブレークを許し、第1セットを落とすも、続く第2セットでは第4ゲームでブレークに成功してセットカウント1-1とする。
ファイナルセット、第1ゲームからブレークを奪うとこれを守りぬき1時間53分の試合を制した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のキリオスのコメントを公式サイトに掲載。
「クレーは明らかに僕の好きなサーフェスではないけれど、サーブがとてもうまくいったし、よりアグレッシブにプレーできるようになった。別のギアを見つけたんだ」
「少し滑ってしまったけど、僕のゲームはクレーにとても合っているんだ。ここはとてもいい雰囲気だし、観客もたくさん来てくれているからこのまま勝ち進んでいけると思うよ」
「(マクドナルドは)素晴らしい選手だ。彼はあまり多くのミスをしないので、厄介な選手だね」
勝利したキリオスは2回戦で第7シードの
T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは1回戦で世界ランク101位の
P・ゴヨブジク(ドイツ)と対戦。6-7(7-4), 7-6(4-7), 3-2の時点でゴヨブジクが途中棄権をし、勝ち上がりが決まった。
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