全日本男子プロテニス選手会とウインザーラケット ショップの共同企画、「1日店長イベント〜プロがあなたのラケット選びの相談になります〜」は19日に第5回が行われ、世界ランク201位の
内山靖崇がウインザーラケットショップ横浜店の店長を務めた。
選手会は所属する選手のガット張りに関する提携をウインザーと行っており、今回は会長を務める内山が店頭に立った。約2時間で10名ほどの一般プレーヤーのラケット選びやストリングス選びを自身の経験をもとに説明し、接客を通してアドバイスを送った。
また、ウインザー横浜店には試打コーナーもあり、小学生の参加者は内山の普段使用しているラケットを実際に打つ体験も行うなど盛況を見せイベントが終了した。
内山は今回の企画について「ウインザーさんとはガット張りについて提携をさせて頂いているんですけど、ウインザーさんしかできない企画・イベントはないかなという話のなかで、1日店長といったかたちでお客さんのラケット選びのサポートという運びになりました。選手会としてもウインザーさんから素晴らしいサポートをして頂けているので、選手会にしかできないかたちで恩返しができたと思っていますし、またこうした他にはないイベントをやってみたいなと思います」と語った。
1日店長として一般プレーヤーと交流に関しては「いろんなお客様とラケットの話を中心にお話させて頂いて、率直にものすごい楽しかったです。僕もいろんなラケットを知ってるつもりでしたけど、お客さんの方が詳しかったりとか。あと、いろんなラケット選びの傾向であったりそれぞれ重さであったりバランスであったりといったところの特長を伝えさせて頂いて、いろんな発見をしてもらった方もいたので、1人のテニス好きとしてもすごい充実した時間でした」と明かした。
※撮影時のみマスクを外しています
イベントのなかでは、試打コーナーに入り直接指導したジュニアプレーヤーもいた。
「ジュニアの頃は僕の経験だとラケットとかに関しては何もわからず、好きな色とかで決めたりもしてたんですけど、未来のテニス界を背負っていくのはやっぱり子どもたちなので、僕自身も(主催する)Uchiyama Cupという大会を通じてだったり、ウインザーさんとのイベントのこういう場でジュニアたちと話しをできるのもすごい貴重で、それを子どもたち伝えられる場があるのはすごいありがたいです」
現在29歳の内山は2019年11月に世界ランク78位を記録。しかしその後は新型コロナウイルス感染拡大に影響で満足にツアーが回れず苦しい時期を過ごした。最後に内山は2022年シーズンの目標と抱負を語った。
「年末にオーストラリア協会が用意したチャーター便で東京から出発して、全豪オープンの前哨戦を戦ってから全豪に入ると思うんですけど、まだまだコロナ禍で日本を中心にアジア圏ではなかなか試合が無くて、2月にインドで少しあるようなんですけど基本的にはアジアで試合が少ないということで、欧米中心にツアーを回ります。まだまだ日本人選手にとっては厳しい状況が続きます。その中でも自分の限界に挑戦していきたいと思っています」
「(目標は)少しでも早くトップ100に戻ることです。1度入っているのでどうしたらそこにいけるのかっていうイメージは持っているつもりなので、あとはどのくらい試合で出せるか、でそのためにどれだけ準備ができるかにかかっていると思うので、来年は自分のテニス人生をかけて戦っていきたいと思います」
「1日店長」企画は、次週に最後となる第7回が行われる予定で、19日現在、ウインザーラケットショップ公式サイトで26日分の参加者を応募している。
【1日店長 開催スケジュール】
開催日/選手/店舗
12月5日(日)
鈴木貴男・渋谷店
12月11日(土)
川上倫平・新宿店
12月12日(日)鈴木貴男・池袋店
12月18日(土)
小野田賢・聖蹟桜ヶ丘店
12月19日(日)内山靖崇・横浜店
12月19日(日)
伊藤竜馬・渋谷店
12月26日(日)
綿貫陽介・池袋店
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