男子プロテニス協会のATPは16日、公式サイトを通じて2021年におけるグランドスラムの逆転劇ベスト5を紹介。6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝、
N・ジョコビッチ(セルビア)対
S・チチパス(ギリシャ)の一戦を2位に選出している。
>>【YouTube】日大が新作SXシリーズを評価、ダンロップ最新ラケット5機種の打ち比べ&忖度なしレビュー<<>>【YouTube】大坂 なおみ使用!新作EZONE(イーゾーン)をヨネックスが発表<<同一戦はジョコビッチがチチパスを6-7 (6-8), 2-6, 6-3, 6-2, 6-4の大逆転で破り、優勝を果たした。
第1セット、ジョコビッチは第10ゲームでチチパスにセットポイントを握られるもサービスキープ。続く第11ゲームでブレークに成功。しかし第12ゲームではブレークバックを許し、タイブレークに入るとダブルフォルトのミスなどが影響して0-4とリードされる。それからはドロップショットやネットプレーを決めて6-5とセットポイントを握ったが、落としてしまう。
第2セットは第1ゲームでブレークされたジョコビッチが第7ゲームでもサービスゲームを落とし、セットカウント0-2と崖っぷちに追い込まれる。
その後、第3セットを取ったジョコビッチは、第4セットに入ると4ゲーム連取の好スタートを切ってリードを守り、セットカウント2-2に追いつく。
ファイナルセットは第3ゲームでチチパスからブレークすると主導権を握り、4時間を超える死闘を制した。
ジョコビッチは2016年以来5年ぶり2度目の優勝を果たすと同時に、1968年のオープン化以降で男子初となるダブルグランドスラム(すべての四大大会で2回以上優勝)の偉業を達成。
四大大会19勝目、キャリア通算84勝目をあげたジョコビッチは表彰式のスピーチで「忘れられない試合になると思う」と語った。
一方敗れたチチパスは表彰式のスピーチで「ジョコビッチは、とても強かった」と対戦相手を称えている。
なお、ATPが選出した逆転劇3~5位には全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦の
F・ロペス(スペイン)対
L・ソネゴ(イタリア)や全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦、
M・クレッシー(アメリカ)対
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、全豪オープン3回戦の
D・ティーム(オーストリア)対
N・キリオス(オーストラリア)の一戦が選ばれている。
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