国別対抗戦のデビスカップ by Rakuten ファイナルズ2021(スペイン/オーストリア/イタリア共同開催)は3日、準決勝が行われ、クロアチアがセルビアを2勝1敗で破り、決勝進出を果たした。
>>デビスカップの組み合わせ<< >>YouTube 最新ラケット試打&忖度なし本音レビュー、ダンロップ最新「SXシリーズ」<<シングルス2試合とダブルス1試合で勝敗を決める今大会。クロアチアは元世界ランク3位の
M・チリッチ(クロアチア)らシングルスプレーヤーと現世界ランク1位のコンビである
N・メクティッチ(クロアチア)(クロアチア)と
M・パビッチ(クロアチア)のペアで勝利してきた。
第1試合には世界ランク279位のB・ゴジョ(クロアチア)が同33位の
D・ラヨビッチ(セルビア)に挑んだが、第1セットは2度のブレークを許し追いかける展開になる。しかし、第2セット以降はファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。特にファイナルセットではラヨビッチに1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露し逆転勝ちをおさめた。スコアはゴジョの4-6,6-3,6-2。
決勝進出に王手をかけたクロアチアは第2試合にチリッチが登場。世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)と顔を合わせた。チリッチは6本のサービスエースを決めるなど序盤はジョコビッチを抑えていたものの、8度のブレークチャンスのうち3度決められるなど重要なポイントでミスを重ねた。
また、リターンゲームでは自身も8度のブレークチャンスを握ったがこれをジョコビッチにすべてしのがれ、1時間41分で力尽きた。最終スコアはチリッチの4-6,2-6。
第3試合にはメクティッチ/ パビッチ組とジョコビッチ/
F・クライノビッチ(セルビア)組が激突。クロアチアペアはセルビアペアの放つサービスに苦戦するも3度のブレークに成功。7-5,6-1のストレートで破り、2勝1敗として決勝進出を決めた。
クロアチアは決勝でロシアテニス連盟とドイツのどちらかと対戦する。
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