メド「第1セットよすぎた」

ダニール・メドベージェフ

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）は大会５日目の１８日、シングルスの予選ラウンドロビン「レッドグループ」第３戦が行われ、第２シードのＤ・メドベージェフが第９シードのＪ・シナー（イタリア）を6-0, 6-7 (5-7), 7-6 (10-8)のフルセットで破り、準決勝進出が決まった。試合後は「第１セットは僕のプレーがよすぎたことから、逆にその後の展開が複雑になっていったと思う」と振り返った。

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メドベージェフはこの試合、第１セットを１ゲームも落とさず先取する。しかし第２セットをタイブレークの末に奪われて追いつかれる。

ファイナルセットでは、シナーに第５ゲームで先にブレークを許すも、第８ゲームでブレークを返して再びタイブレークへ突入する。タイブレークではメドベージェフが２本のマッチポイントをしのいで崖っぷちから勝利し、２時間２９分の死闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでメドベージェフのコメントを掲載し「この調子のまま勝ち進んでいきたい。今日はサービスが試合を通じてとてもよかった。３試合連続で勝てたことは、自分のコンディションがいいということだ」

「第２セットは本当に試合を終わらせにかかったが、シナーのプレーがすごくよかった。いい試合だったよ。土曜日に向けてしっかり準備していきたい」

予選ラウンドロビンを勝ち抜いたメドベージェフは準決勝で、「グリーングループ」を戦う第５シードのＡ・ルブレフと第８シードのＣ・ルード（ノルウェー）の勝者と対戦する。

同日の「レッドグループ」第３戦では第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）が第７シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）をストレートで下して２勝１敗とし、決勝トーナメントへ駒を進めた。

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11/14（日）～11/21（日）

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