男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会初日の14日、シングルスの予選ラウンドロビン「レッドグループ」の第1戦が行われ、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第6シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)の途中棄権により勝利をおさめた。スコアはズベレフの7-6(9-7),1-0。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
4選手ずつグリーングループとレッドグループに分かれて3セットマッチによる総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。
5年連続5度目のATPファイナルズ出場となるズベレフは2018年の同大会で優勝。3年ぶり2度目の制覇を狙っている。一方、2019年以来2年ぶり2度目の参加となるベレッティーニは初の決勝トーナメント進出と初優勝を目指している。
この試合の第1セットでは互いにサービスエースを量産しサービスゲームをキープ。ズベレフはそのなかでも4度のブレークチャンスを掴んだものの、地元の声援を受けるベレッティーニにしのがれリードすることができない。それでも、タイブレークでは両者譲らないなかでズベレフが強烈なウィナーを決めるなどものにして先行する。
第2セット、ズベレフが第1ゲームをキープして迎えた第2ゲームでベレッティーニがフォアハンドを放った瞬間に左の脇腹を痛め、40-40の時点でメディカルタイムアウトを要求しコート内で治療を受けた。その後再開したものの、ラリーを行うなかでベレッティーニが打つことをやめて棄権を申請し1時間41分の試合に終止符が打たれた。
仮にベレッティーニが大会を棄権することになる場合、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」で9位に位置している
J・シナー(イタリア)が代わりに出場することとなる。
「レッドグループ」にはそのほかに第2シードの
D・メドベージェフと第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)がおり、同日行われた第1戦ではメドベージェフが逆転でフルカチュを破っている。
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11/14(日)~11/21(日)
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