男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は30日、準決勝が行われ、予選から出場している世界ランク49位の
F・ティアフォー(アメリカ)が第7シードの
J・シナー(イタリア)を3-6,7-5,6-2の逆転で破り、今季初のツアー決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチら パリ・マスターズ組み合わせ<<>>【YouTube】近畿大学に潜入、強さの秘密とは?! 松田龍樹や田口涼太郎らに独占インタビュー<<この試合の第1セット、ティアフォーはシナーとのストローク戦で主導権を握られ2度のブレークを許し先行される。しかし、第2セットでは3本のダブルフォルトを犯したシナーから2度のブレークを奪いセットカウント1-1に追いつくと、ファイナルセットでは自身のサービスも向上。
4本のエースを放つなどファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得しブレークを許さないプレーを披露した。リターンゲームでは6度のブレークチャンスを創出し、そのうち2度ブレーク。2時間18分の熱戦を制し予選から6連勝で決勝進出を決めた。
23歳のティアフォーは今大会、本戦2回戦で第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)を下し8強入りすると、準々決勝では第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を破りベスト4に駒を進めるなど好調を維持している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティアフォーのコメントが掲載された。
「僕にとっては長い1週間だね。観客を巻き込んで楽しもうと思ったし、彼(シナー)が少しでも緊張するとわかった。観客を巻き込む方法は知っているし、ジョークを言ったりして、信じられないようなプレーを始めることができた。観客のおかげだよ。だからこそ、僕はより強く試合に入ることができた」
「決勝に進出できたことはとても大きい。今週ずっと素晴らしいテニスをしてきたし、今はトーナメントに勝ちたいと思っている」
2018年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250)以来 約3年8カ月ぶりとなるキャリア2勝目を狙うティアフォーは決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準決勝で世界ランク42位の
C・アルカラス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
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