男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は29日、準々決勝が行われ、世界ランク49位の
F・ティアフォー(アメリカ)が第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで破り、今季初のベスト4進出を果たした。
>>【YouTube】近畿大学に潜入、強さの秘密とは?! 松田龍樹や田口涼太郎らに独占インタビュー<<第1セット、ファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得したティアフォーは1度しかブレークを許さず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し先行する。第2セット、序盤から3連続でゲームを連取したティアフォーがセットカウント5ー1にする。その後の5ゲームを連続で落とすもタイブレークの末に1時間55分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPはティアフォーのコメントを掲載し「僕は(それまで)素晴らしいテニスをしていて、満足していた。でも、ニューボールになった第7ゲームで少し気が抜けてしまった。その後、彼(シュワルツマン)が徐々に調子を上げてきたんだ」と語った。
「焦ってしまって、すべてを全力で打とうとしてしまった。(そのプレーは)楽しくなかった。何と言っていいか分からないが、楽しくなかった。楽しかった部分は1つもなかったね。でも、最終的に素晴らしいゲームをして凌ぐことができたので、クレイジーな試合だったよ」
また2回戦で世界ランク3位の
S・チチパス(ギリシャ)を破り、続けて同16位のシュワルツマンを破ったことについては「このように質の高い2人の選手に続けて勝てたことは、僕にとって大きな意味があるし、大きな前進だよ」と述べた。
勝利したティアフォーは準決勝で第7シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第4シードの
C・ルード(ノルウェー)を7-5, 6-1のストレートで破っての勝ち上がり、
同日には第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と世界ランク42位の
C・アルカラス(スペイン)が4強入りを果たした。
[PR]男子テニスATPツアー500 ウィーン
10/25(月)~10/31(日)
男子テニスATPツアー マスターズ1000 パリ
11/1(月)~11/7(日)
WOWOWオンデマンドで配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・中川直樹と
秋田史帆 全日本V
・錦織 手に入れた新車を公開・錦織との不平等にジョコ不満■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング