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島袋将 白石光破り初代王者に

島袋将白石光
決勝を戦った島袋将と白石光(左から)
画像提供: 長浜功明/Uchiyama Cup
プロテニスプレーヤーの内山靖崇が立ち上げた大会、男子テニスのUchiyama Cup(北海道札幌市平岸庭球場/ハード、JTT1 賞金総額300万円)は最終日の12日、シングルス決勝が行われ、第1シードの島袋将が第4シードの白石光を6-3, 6-4のストレートで破り、優勝をおさめた。

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平岸庭球場を舞台に行われてきた同大会だが、決勝戦は雨天により、島袋が第1セット5-2とリードした時点で約3時間の中断を経て、インドアへ会場を移して行われた。

インドアへ移動後、互いにサービスキープをして第1セットを奪った島袋が、第2セットの白石の最初のサービスゲームでブレークに成功し、その後はサービスゲームをキープして初代チャンピオンに輝いた。

早稲田大学の卒業生である島袋と、現役3年生の白石による決勝戦は、経験に勝る島袋に軍配があがった。両者の試合後のコメントは以下の通り。



【島袋将】
「学生で実績を出していて、力もつけているし、練習もよく一緒にしている白石が相手ということで、どこまでくるか、ということを受け止めつつ落ち着いてプレーができた。第1セットの第6ゲームは中断から再開直後の白石のサービスゲームだったので、ブレークするならここだろうと思ってプレッシャーをかけていった」

「インドアへ移動し、風など気にすることなくサービスは打てるようになってはいたが、白石の粘り強さはわかっていたし、色々なことをやってくるので、安心はしていなかった。第1セット5-3、15-30までいったところを我慢してキープできたのが大きかったと思う」

「2回戦で足首を痛め、コンディションは万全ではなかったが、優勝して終わりたいという目標があったので、最後まで戦えたことにとても満足しているし、今後に繋げていきたいと思っている。勝たないといけないという自分にプレッシャーをかけながら優勝できたこと、初代の王者になれたことはうれしい」



【白石光】
「(1stセットでブレークされたゲームは)お互いそうだったとは思うけど、雨の直後で正直、足元に不安があった。インドアへ移動してからは将さんがプレッシャーなくサーブを打ってきて、とにかくリターンが返らない。正直ブレークは難しかった。とはいえ、両セットとも1ブレーク、第2セットでブレークされた後もなんとかついていって、キープはできた」

「将さんはこの大会で一番戦いたい相手だった。自分の何が通用して何が足りないのかということも理解することができたと思う。試合が終わった後、握手の時は将さんに冗談で『まだまだだな』と言われました笑」



【シングルス準々決勝〜決勝 記録】

決勝
島袋将(1) vs. 白石光(4), 6-3, 6-4

準決勝
島袋将(1) vs. 竹島駿朗(6), 6-7(4-7), 7-5, 6-2
白石光(4) vs. 鈴木昴, 6-2, 3-6, 6-3

準々決勝
島袋将(1) vs. 楠原悠介, 6-1, 6-2
竹島駿朗(6) vs. 岡村一成(Q), 6-4, 2-6, 6-1
白石光(4) vs. 竹内研人(7), 6-2, 5-7, 6-2
鈴木昂 vs. 守谷総一郎(5), 6-3, 6-7(4-7), 6-1

また前日に行われたダブルス決勝は、柚木武/楠原悠介組が河内一真/鈴木昂組に6-2, 6-3で勝利し、優勝をおさめている。

同大会は内山靖崇が、「テニスファンの方々、子供たちにプロのテニスを間近で見てもらう機会を作りたい、応援してくれる人が多くいる地元北海道への恩返しをしたい」という思いを込めて立ち上げた大会。

内山は、Uchiyama Cup開催への想いを以下のようにコメントしている。
「現在札幌ではプロの大会が行われていない状況の中、僕が以前味わった気持ちをジュニア選手に感じて貰いたいと思い、自分が100位を切ったことをきっかけに地元に恩返しをするつもりで今回『Uchiyama Cup』を開催することにしました」

「日本の選手をたくさんの方に見ていただくということももちろんですが、試合数が増えればここでのポイントを元に海外に挑戦できる選手がもっと増えるのではないかと思っています」

「そして、テニスプレーヤーに憧れる子供たちが増え、テニス愛好家の皆さんも気軽にテニスが観戦できる、そんな環境を作っていきたいと思っています」

今年はコロナ禍の影響もあり国内大会として開催され、来年以降は国際大会、複数大会の開催を目指している。

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