男子テニスのナショナル・バンク・オープン（カナダ/トロント、ハード、ATP1000）は１５日、シングルス決勝が行われ、第１シードの
Ｄ・メドベージェフが世界ランク３２位の
Ｒ・オペルカ（アメリカ）を6-4, 6-3のストレートで破り、四大大会に続くグレードの「マスターズ1000」で４度目の優勝を飾った。
＞＞大坂ら シンシナティ対戦表＜＜＞＞大坂 なおみ 初戦1ポイント速報＜＜２５歳のメドベージェフはこの試合、ファーストサービスが入ったときに８８パーセントの高い確率でポイントを獲得する。身長２１１センチのオペルカから３度のブレークに成功して１時間２５分で勝利し、ロシア人として２０００年の
Ｍ・サフィン以来２１年ぶりの大会制覇を成し遂げた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで今季３勝目、ツアー１２勝目をあげたメドベージェフのコメントを掲載し「この勝利を想像することができていなかった。
Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）と
Ｒ・ナダル（スペイン）がプレーしているマスターズでは、届かないタイトルのような感じがしていたから」と明かした。
「マスターズで５度決勝を戦い、４度勝てたことになる。とてもいい数字だ。もっと勝っていきたいし、ここカナダでの達成をとてもうれしく思っている」
一方敗れたオペルカは、初のマスターズ1000制覇とはならなかった。
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